ももたろすのBLOG

吃音持ち社会人の日常

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24時間テレビに感じるモヤモヤ②

寄付金の使い道としては、「環境」、「災害復興」、「福祉」に使われているようです。

  • 環境

例えば決算報告書(2020.10.1~2021.9.30)の「環境」をみると

里山など保全活動」、「清掃活動支援」に約300万(円)使われているようです。

 

ちなみに2021年は2600万(円)使ったようです。

なぜこんなに変わるんでしょうね。

 

サイトには「里山など保全活動」については書かれていないので、

何が行われてたのか分かりませんでした。

www.24hourtv.or.jp

  • 災害復興

災害復興には約2億使われているようです。

(自然災害被災復興支援に約6700万、自然災害緊急支援準備金に約1.3億)

 

過去1年間には大雨被害があった5県に500万円ずつ計2500万円支援しているようです。

加えて物資支援と書かれていました。

(これは妥当な気がしますね。)

 

他にもCO2センサーの贈呈、岩手県に対してはエアコン支援、

車椅子対応体重計と発電機支援(※1)をおこなっているようです。

(※1)3社協に1台ずつ

福島県に対しては組み立て式プールの贈呈をおこなったようです。

 

  • 福祉

福祉には約8億と記載がありました。 その内、約6.5億が福祉車両、約4000万円が福祉サポート車両に使用されています。

値段が分かりませんが、贈呈したものと台数は載っていました。

www.24hourtv.or.jp

 

正確な金額はわからないので、想像で計算してみたいと思います。

 

・リフト付きバス 500(万円) × 85(台)

・スロープ付き自動車 300(万円) × 101(台)

・訪問入浴車 400(万円) × 10(台)

電動車椅子 60(万円) × 5台

 

合計 約7.7億円

この計算だと輸送費に3000万もかかっていますね。

 

福祉サポート車は14台のようなので、1台あたり約290万円のようです。

 

残りの約1.1億円のうち、約9000万円が障がい者スポーツ支援に使われていて、 子供の貧困支援には約2000万円、身体障害者情報支援(※2)に40万円と書かれています。

(※2)災害時の聴覚障がい者用の連絡手段機器と書いてありました。

 

個人的には、精神障がい・知的障がいを抱えて家では

面倒を見切れないお子さんを入れる施設や人手が足りないと聞いたことがあります。

そちらには1円も使っていないんですね。

 

こんなことを綴るのはよくないかもしれませんが、

障がい者スポーツ支援が不要だとは思いません。

 

しかし障がい者スポーツ支援という言葉からは、

ある程度普通に生活が遅れていて+αに聞こえてしまいます。

 

そこに9000万(円)も使うのであれば、

家で面倒を見切れず困っている精神障がい、知的障がいを抱えたお子さんを助ける

ようなサポートに使った方がいいのでは。。

 

そこに1円も使われていないのが不思議で仕方ないです。

何に使うかきちんと実態を知った上で判断しているか疑問です。。

 

というのを私含めて、

意外と世間の皆さんは知らないのかもしれませんね。

 

前回の記事もよかったら。

motaro-x.hatenablog.com