私は小学生の時に吃音が生じるようになってから、
すぐには受け入れられず、緊張しやすい性格が良くないんだ!と思ったり、
自身と向き合えずいつか改善すると思っていた時期もありました。
(吃音が出た時のエピソードは、以前綴ってみ他のでよかったら。。)
高校生までは自宅にネット環境がなかったこともあり、
また周りに私と同じように吃音を抱えてる子もいなかったので
全くと言っていいほど吃音について知りませんでした。
調べて分かったのは、吃音にも種類があるということです。
(自分から調べてなかっただけで、研究や分析してくれている方はいるんですね。)
- 音を繰り返す (例 あ、あ、ありがとう)
- 音をのばす (例 あーありがとう)
- 間があく (例 、、、、ありがとう)
(参考)
大きくは上記の3種類ですが、
どんな時に出やすい出にくいかは人によって10人10色だそうです。
私の場合は、①と③の合わせ技のようです。。
(せめて1つにしてほしかったなあ。)
振り返ってみると
家族や友人との日常会話で出やすいのが「1.音を繰り返す」、
人前だと「1.音を繰り返す」、「3.間があく」の両方が出やすいです。
(吃り(どもり)具合もその時によってバラバラです。)
私は「あ行」から喋り出そうとすると
高確率で「吃る(どもる)」と言うこともわかりました。
私が吃り(どもり)を自覚した学生時代の号令がいまだに刻み込まれてるのかなと。。
困ったものです。
(私の吃り(どもり)の始まりについてはこちらに綴っています。)
吃音がなかなか理解されてない要因でもあるのが、
常に吃り(どもり)続ける訳ではありません。
(これ故になんだ今は大丈夫でしょと軽くみられてしまう傾向が。。)
私は精神的に不安定な時や人前で話す際に吃り(どもり)やすくなります。
友人や家族と話している時は、
比較的吃ることは少ないのかなと思っています。
吃音の抱えている子の多くが吃音を心に大きな失敗体験(トラウマ)として
刻まれてしまっていると感じています。
皆さんが思っている以上に心理的ダメージを受けています。。
私は性格もあるのか自己嫌悪感に苛まれがちです。
私もこれまで自分がスラスラと話しているところを何度も想像しようとしても、
吃っている自分のイメージが強く払拭できずにいます。
稀に大人になってからでも治ったという例をみると、
吃音のことを忘れていていつの間にかというケースが多いようです。
(これがかなり難しいのですが。)
統計をとった訳ではありませんが、
繊細な人ほど「次はちゃんと言わなきゃ」とさらに自分を追い込んでしまい、
自分でさらに精神的負荷をかけてしまう傾向があると思っています。
その人その人の性格にもよるので、
言葉で言うほど割り切りって簡単ではないですね。
それでもある程度自身の性格や吃る時のケースを知ることで
完治はしないまでもできる対策はあると思っています。
私が実践している対策(それほど大層なものではないかもですが。)も
後日内容を整理して載せる予定です。