私の職場には、吃音を抱えている方が私以外にもいます。
話しているときの印象だと、私のように間があくのと連発の複合型ではなく、
連発タイプのみのようです。
吃音のはじまりについて綴っていますので。よかったら。
私の吃り方の種類についてもまとめてみています。
同じ担当なのでよく話す機会もあるのですが、
その方が連発しながら話していると、
それにひきづられてか私も連発しやすくなっている気がします。。
私自身も早口ですが、
これまで出会ってきた吃音持ちの方々も比較的早口の方が多い印象です。
吃音持ち同士で話していると会話がどんどんスピードアップしていくので、
より吃りやすくなるのかなと。
吃音持ちに早口が多いのは、
多くの失敗から早く終わらせたいという心理と
一刻も早く終わらせたいという気持ちから早口になりがちだと考えています。
(私も含め。。)
常に自分のペースでゆっくり話すことが堂々とできるようになったら、
吃り具合も変わりそうだなと思いました。
(意識的にゆっくり話すことって意外と勇気がいりますよね。)
少し脱線しますが、オードリーの春日ってすごいなと。
あのゆっくりセンターマイクまで歩いてくるメンタル、
持ちネタ4つで回し続けているメンタル尊敬です。
しかし、同じ吃音を抱えている人に出会うといくつか良いこともあります。
- 優しくしてもらえる
- 客観的に吃音を知ることができる
- 大変なのは自分だけではないと思える
優しくしてもらえる
吃音を抱えてる故の苦労は、どんなに大変だよねとは言ってくれても
やはり本心しか分かりようのない苦しみもあります。
それが少しでもわかってしまうので自分だけでも優しくしようと思います。
職場の先輩も他の年次の近い先輩より優しく私に接してくれてる気がします。
客観的に吃音を知ることができる
先ほど書いたように吃音持ち同士で話している時は、
つられてどんどん早口になってしまいがちです。
他人の吃音を聞いている時は、
ゆっくり喋ろうという意識を持つことができます。
自分が話している時のスピードって、意外とわからないものです。
後から言われたりして早口だったのかと反省することも多々・・
以前、プレゼンをしないといけない場面があり、
練習のために自分の声を録音してみたことがあります。
(私は自分の声をちゃんと聞くのはしんどいですね。)
自分が思ってる2倍くらい早かったです。。
発しているスピードと聞こえてくる自分の声のスピードに差があるのでしょうか?
と疑いたくなるくらいです。。
そこで普段話しているスピードの2倍くらいゆっくりにしたら、
みんなが話しているスピードくらいなのかなと思いましたが、
まあすぐ忘れてしまって定着はできていません。
大変なのは自分だけではないと思える
1点目にも通じるところがありますが、
共感性のようなもので「お互い、頑張りましょう。。」といった気分になります。
吃音を抱えた方と出会う機会も多くないので、
こんなに苦しんでるのは自分だけだという気分になることもあるので、
人が頑張っているのをみると少し心が軽くなります。