ももたろすのBLOG

吃音持ち社会人の日常

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吃音の子供を持つ親は子に何を求めるか

社会人で親と同居していない場合、

親が亡くなるまでに会える時間を合計すると1ヶ月くらいというニュースを先日見ました。

 

1ヶ月です。

できるうちに色々しようと思いますよね。

これを知らなくて仮に亡くなってから知ったらものすごく後悔するんだろうなあ。

母の子育て

ここ最近、ブログを通して私の吃音の日常を綴る中で

よく昔を振り返っています。

 

私もいい年齢なので、自分の子供を授かったときにどんな風に接していこうかなと。

じゃあ、私の母はどんな感じで私と過ごしていたのかを振り返っていました。

 

いくら思い返してみても母から「〜をしなさい。」と

言われた記憶はほとんどありません。

 

保育園のときに習い始めた公文も、高校での就職か進学か、

県内の大学か県外の大学か

どれも母からやりなさいと強制されたことはありませんでした。

私じゃなかったらどうしてたんだろうな。

何もしないちゃらんぽらんになってた可能性もありますね。

 

子供は自分の分身じゃないよという記事を目にしました。

子供に過度に期待しすぎてもいけない。

自分が勉強ができなくて苦しかったから、

子供には勉強をさせよう。

 

これも自分ができなかったことに対しての押し付けかもしれませんね。

吃音を意識し始めた私と母

私が吃るようになってからも

母から「あなたは吃音だから病院にいこう」と言われたことはありません。

それは些細なことかもしれませんが、

吃音という烙印を母から言われなかったのは

私にとって小さな救いでした。

 

母は私がどうしようと言えば、

「言い方を工夫しようか」など一緒に寄り添ってくれました。

1度だけ発達センターのようなとこに言って症状を話した記憶がありますが、

それも私が行ってみたいと言ったから連れて行ってくれました。

結果的に1度しかそこへは行きませんでしたが、

母は別に私が行きたくないなら行かなくていいよと

私の意志を尊重してくれました。

 

早期に病院にいった方がその子のためになる場合ももちろんあると思います。

私の場合は吃音を再発したからこそ、

少し捻くれたかもしれませんが、少し優しくもなれた気がします。

 

お盆は人が多くて実家に帰れなかったので、

今月か来月かに帰ったときに何か親孝行しようと思います。

 

(初めて吃音したした時のエピソードもよかったら。)

motaro-x.hatenablog.com

(私自身の吃音事情についてはこちらに綴っています。)

motaro-x.hatenablog.com