ももたろすのBLOG

吃音持ち社会人の日常

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市役所で吃ったお話

つい先日のことです。

会社に提示する書類をゲットするために市役所に行きました。

 

特に何も気にせずに市役所に向かいました。

(私の場合、考えすぎると構えてしまうのでこの時はよかったのしれません。。)

 

市役所に着いた私は、必要な書類をもらうために

また別の書類Aに住所など記入して意気揚々と窓口に向かいました。

 

窓口では本人確認のために身分署名書の提示を求められただけでした。

特に何かこちらからいうわけではなく、基本的には「はい」で済みました。

(一安心です。)

 

書類をもらうのに印紙を買う必要があったので、

すぐ近くの券売機で購入しソファーで座って待っていました。

 

曲を聞いて待っていたら、電光掲示板に私の番号が表示されました。

 

さっき購入した印紙を持って書類をもらいに窓口に向かいました。

窓口で職員の方に印紙を渡し、書類をもらうだけだと思っていました。

この時までは。。

 

 

私を待ち受けていたのは、

「お名前をお願いします。」

 

それを聞いた私は「ん?」と思いました。

なぜなら事前に住所と名前を書いた書類Aを出していて、

かつ身分証明書も一度出したからです。

 

それなのにまた名前なぜ?と一瞬の間に頭の中でぐるぐるしました。

私が吃るシチュエーションの1つがこれを言わないとと構えてしまうと、

吃ってしまいます。

名前を言うのも例外ではありません。。

 

(私の吃り方について書いてみたのでよかったら)

motaro-x.hatenablog.com

「名前をお願いします。」と言われた私は、

「・・・・」と沈黙してしまいました。

その時はマスクをしていたのですが、

マスクの下では言葉を発そうとしてもでず口をぱくぱくさせていました。。

 

私が目の前にいるのに、何も言わない私をみかねたのか再度

「お名前をお願いします。」

と不思議そうに言われました。

 

吃音を抱えている人にとってこれは逆効果でしかありません。

 

数秒後、やっと名前を言うことができました。

心臓はバクバクしています。

 

たかが書類をもらうだけなのに、

とても疲れました。。