ももたろすのBLOG

吃音持ち社会人の日常

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ローソンは障がい者や吃音持ちにとって優しくなるのか。

ローソンの新たな取り組みについての記事を読みました。

 

www.watch.impress.co.jp

 

読んだ印象としては、

私たちにとって以下のメリットともう一歩!と思うことがありました。

(あくまで私の個人的意見ですが。。)

 

メリット

  1. 雇用が増え、社会進出の機会が増えていく
  2. 対面で店員さんと話さなくても良くなる

もう一歩!

  1. 実は業務がそこまでないのでは、、
  2. 何かあった時のサポート

メリット① 雇用が増え、社会進出の機会が増えていく

今回のローソンで実施される取り組みはアバターが接客するそうです。

そのメリットとしては、遠隔地にいる人や障がい者を雇用できるということらしいです。

 

商品の陳列中などにお客さんから呼ばれたら一時作業を中断しないといけなので、

その手間も省けるという効果もあるそうです。

 

例えば、身体が不自由な方で接客にチャレンジしてみたい方など、

新しいチャンスとなり接客を諦めなくていい1つのきっかけになるかもしれませんね。

 

私は避けてきましたが、吃音を抱えた方が接客をチャレンジする場にもなり得そうですね。

 

今回はコンビニですが、今後この機会が成功した場合は

服屋や飲食店などバリエーションを増やせる可能性もあると思います。

 

記事を見ると店員側の姿はアバターになるようです。

もちろん吃音でも人によって症状や特徴は異なりますが、

対面の接客でなく画面越しになることで吃りにくくなる人も一定数いると思います。

メリット② 対面で店員さんと話さなくて良くなる

今でもコロナ禍で接触を避けるべく無人レジなど増えていますが、

直接店員さんに話さなくてはいけない場面もまだあります。

 

これはお客さま側の目線ですが、

何か尋ねたい時に店員さんに尋ねるということはかなり高いハードルです。

 

これが少し軽減されたらいいなと思っています。

もう一歩!① 実は業務がそこまでないのでは、、

私たちにとっての可能性が広がる一方で、

実際の現場を想像した時にコンビニで店員さんに声をかける頻度って

そこまで多くないのなあと思ったりしました。

 

記事では一人が複数店舗担当すると書かれていましたが、

障がい者の雇用創出という観点だと一旦できるできないは置いておいて、

ロボットと連携してタバコやレジ近くの肉まんなどの注文時に

対応できるようになったら一人でより広い業務を行えるなと思ったりしました。

 

そうなってくると実際にお店にいる店員さんが減ることになるので、

セキュリティ観点では強化が必要かなあ。

(そんなこと必要ないと自信を持って言える日本になったらいいな)

もう一歩!② 何かあった時のサポート

接客をしている以上、いいお客さまばかりではありません。

仮に障がい者が業務を担っていて、

そうなった時に心無い言葉を浴びてパニックになってしまわないような

仕組みが必須かなと思いました。

 

例えば、障がいを適切に理解してくれているマネージャークラスが

交代で常に全体を管理とかがでしょうか。。

(これより良いアイデアが出ませんでした。。)

最後に

今回はローソンさんの取り組みが就労支援に向いていると思ったので、

障がい者の雇用創出とその時のメリットや課題といった

若干偏った見解を出しました。

コロナ禍ゆえに変わってきた良いことの1つだと思っているので、

今回のような取り組みがもっと増えれば障がい者にとっても暮らしやすくなると思っています。