ももたろすのBLOG

吃音持ち社会人の日常

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【吃音持ちの日常】所持金0で帰れなくなりそうになったお話【前編】

先日のことです。

用事があり少し遠くまで電車で行きました。

 

行きにSuicaの残高を確認したら少しだったのですが、

片道分は足りていたので、帰りに入れよう!

と思い目的地に向かいました。

 

パン屋さんで発覚、財布が。。

事件は帰りに起きました。

久しぶりにたくさん歩いて疲れていたので、

パン屋さんで休憩をしようと店内に入りました。

 

店員さんに持ち帰りか店内かを聞かれ、

吃りながらですが、

なんとか「て、店内で。」と答えれたものの。

 

レジでお金を払おうとカバンを開けると、

そこにはメガネケースと携帯用のアルコール消毒しかなく。。

 

財布がありませんでした。

もう頭は真っ白です。

連発が出て吃りがら、

「さ、財布忘れたので一旦帰ります。。」

と伝えました。

 

店員さんも聞き取れなかったのか、

理解できなかったのかでポカンとしていました。

(羞恥心の中、頑張って絞り出したのにそれはないよ。と思いました。。)

 

逃げ去るように店を出ました。。

 

途方に暮れて、

さあ、ここからどうしようか。

とりあえず近くのベンチに座りましたが、

まだ頭の中はパニックなので何も思考が働きません。

 

残金なし、Suicaの残高はわかりませんが帰れるほどは残っていないはずです。

スマホの充電は残り40%弱。

 

行きの私に呑気に電車で動画なんて見てるんじゃないと

言いたかったです。

 

ベンチに座ったまま気がつくと10分以上経過していました。

日が沈み始めてきました。。

 

やばい。。

 

ここが地元ならまだ家族に助けを求めることができたのですが、

就職で地元を離れてしまったので

知り合いという知り合いは、会社の同期のみ。。

 

同期とも最近はリモートワークでほとんどなので、

連絡も途絶えています。

流石に図々しく、いきなり連絡をする勇気は出ませんでした。。

(会社の同期って、友達って感じにはなれないんですよね。。

どうしても会社の人と1線があるなあと感じています。。)

以前、漫画で警察で1000円程度なら借りられるというのを

見たことがあるなと思い出しました。

 

充電の少ないスマホで「お金ない 警察 借りる」で調べると、

難しく書いてあるがもしかしたら借りれる制度がありそうということがわかりました。

 

吃音があるので、

できるだけ話したくないとも言ってられなくなりました。。

話さないと帰れない。。そんな状況です。

 

今いるところから一番近くの交番を調べましたが、

運が悪いことにここから1km以上。。

Suicaの残金を調べたら、200円程度あり最寄り駅は帰れませんが

その間の大きめの駅までなら行けることがわかりました。

 

いざ交番へ。。