ももたろすのBLOG

吃音持ち社会人の日常

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吃音持ちがリモートワークをする3つのメリット【前編】

リモートワークになって有難いなあと思う今日この頃です。

 

私の会社ではコロナ禍の前から制度として、

リモートワークはあったのですが1人使っているかどうかで

とても使いやすい制度ではありませんでした。

 

良くも悪くもコロナ禍でさまざまなことが代わり、

私の会社も基本リモートワークになりました。

 

現在は、3ヶ月に1回出社するかどうかです。

 

コロナ禍前はもちろん出社が当たり前だったので、

普段仕事をしている時のストレスだけでなく

吃音が出てしまうようなシチュエーションも多々ありました。

 

それがコロナ禍で一気に変わりました。

 

結論から綴ると、

私が思うリモートワークによって得られるメリットは下記の3つです。

 

  1. 電話対応をする機会が減る
  2. 大勢の人の前で話す機会が減る
  3. 成功体験を積める機会が増える

電話対応をする機会が減る

これは私にとってかなり負担軽減になりました。

以前、綴りましたが電話にチャレンジしたこともありましたが、

どうしても吃音が出てしまいました。

 

それでも若手が率先して出なくてはいけない風潮だったのですが、

吃音への不安と出なくてはいけないという責任感で

かなりストレスになっていました。。

 

これが無くなったのは心理的にもとても楽になりました。

とはいえ、電話しないといけない場面もありましたが

基本的に電話の相手は話したことのある方がほとんどなので、

そこまで構えず電話ができているので実際に吃音の頻度も下がっています。

 

慣れで治るとは思ってはいませんが、

多少吃音が軽くはなると思っています。。

 

中には初めての方に電話する時もあるのですが、

その時は多少罪悪感を感じながらも着信だけ残す作戦を使っています。

(相手が出る前に切るように。。)

 

この作戦に行きつくまでには色々とチャレンジをしていました。。

その経験から自分からかけるのではなく、

かけていただく方が私は吃りにくいとわかったのででその方法を取るようにしています。

(試行錯誤した上の現状のベストな方法かなと思っています。。)

大勢の人前で話す機会が減る

以前紹介させていただいた私が吃りやすいシチュエーションの1つが、

大勢の前で話すことです。

コロナ禍前は、若手が会議の司会を順番でやらされることが多く、

その度に憂鬱になっていました。

当時はまだ同じ担当の方の人柄もわかっていなかったので

緊張して余計に吃りやすくなっていました。

(つくづく吃音と精神の結びつきは深いなと思っています。。)

 

コロナ禍に入ってから、会議もオンラインになりました。

しかも顔出ししなくていい。。

私にとってはありがたかったです。

 

自宅からそれも音声だけの会議というのも、

楽になった要素の1つです。

 

対面ではなくなるだけで、視界からの情報量もぐんと減ります。

吃った後に「あの人はどんな反応したかなあ。。」

など全く気にならなくなったわけではありませんが、

出社してた時と比べるとかなり気にならなくなりました。

 

そのおかげでこれまでよりも

リラックスしながら話すことができています。

 

吃ってしまった時はマイクのせいにしたり、

ミュートになってしまってましたなどいろんな言い訳を使ったりしています。。

(吃って声が出なくなった時用に事前に話すことを全て録音したりなども

 試していました。)

 

いろんな作戦を使うことで吃る頻度とストレスは確実に減ったと思います。

ストレスが減ることで仕事自体にもより集中して取り組めています。

 

研修の時などは残念ながら顔出しですが、

対面に比べたらストレスは雲泥の差です。

 

長くなってしまったので、3つ目は【後半】で綴りたいと思います。。